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音楽の話題 [ブラジル音楽について]

最近 いろいろ感じるところ あり、そろそろ良いかなと思うので、書こうかと。。
ちょい 長くなります。
「なんか違うー」と思われる方は忘れてくださいね。
異国の音楽を理解して、それを出来るようにするとき、相手にとって 「当たり前」なことが、自分たちにとって実は、全然当たり前ではないという事が多々あると。
これ すごく重要だと思うんですよね。
「郷に入っては郷に従え」
って言うんでしょうかね。

で、その「郷に入った」とき、考え方とか、感じ方を変えないと。

文字どうり「従う」んですね。

自分の頭の中の 今までの解釈とか知識とか思い込みとかは、そこに入る時には 捨てないといけないんじゃないかと。

これ 難しい。。。

でも そんな風に入っていって、今までの自分の中にはない「なにか」を感じ取って、悩んで、考えて、答えが見つかって、納得して、そこで はじめて 「そうそう。それで良いんだよ。」になるのではと。。。

これ 相手方に説明してもらうのって難しいです。。

だって 「当たり前」だから。

相手にとっては普通のことなので、「そこに疑問持たれても 説明できない。」ってなるんですよ。


「フェジョアーダ」。
日本で 「好き?」って聞くと 好き嫌いがはっきり分かれる。。。

嫌いな方々の理由聞くと、「見た目はおしるこみたいなのに しょっぱいんだよ。マズー」

と。

ここに 思い込みが。。。。

「おしるこみたいな」=「甘い」

これ、自分たちの解釈ですよね?

見た目だけで「甘い」と勝手に想像して食べたら違った。。。だから嫌いになった。。。

フェジョアーダはフェジョアーダでしょ?
ブラジルの方々にとっては 「塩味」が 当たり前でしょ?

「おしるこみたいな」と とっさに思っちゃうと、受け入れられなくなっちゃうんです。

(つまり 郷に入れず、自分の考えから抜け出せない。)


こと音楽に関しては 「音楽=文化」ですから、単にパターンや曲を楽譜通りに覚えるだけではなくて、それが出来上がってきた背景(文化)とかも学ばないと。。
もちろん100%という訳にはいきませんが。

リズムでいうなら、そのリズムパターンなどが、どんな経緯を経て生まれてきたのかとか。。。

単に教科書に「パターンはこうです。」と書かれていたりすると、そのまま覚えて、「なんで、そんなパターンになった訳?」という疑問を持つ方ってどれくらいいらっしゃるんでしょう?
何の影響でこうなったの?的な疑問。

楽譜は便利ですけど、大事なことの1割も伝えられていないと、最近良く思います。

まあ、最終的には「聞こえた通り」「自分がめざしたい通り」になってれば良い訳ですけれど。

他にも言いたいことがたくさんあるんですけど、それこそすごく長くなっちゃうんで、興味ある方は 会いに来てください。笑



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