ショーロって?
またまた、生徒さんより質問が・・・・。
「ショーロって何ですか?」
そうですね。日本ではあまり聞きなれないジャンルです。
「ショーロ」とはポルトガル語の「ショラール(泣く)」という言葉が元になっています。
一般的にはいわゆる「泣き節」の入った哀愁ただよう音楽といった認識で知られています。
だからといって楽曲が全て悲しい旋律と言う訳ではないのですが(笑)。
正確には、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで、19世紀頃に作られた音楽のスタイルの事です。アフリカのリズムとヨーロッパのポルカマズルカ、クラッシックの旋律に影響されたメロディーの合体によって生まれました。基本的にはサロンミュージックなので、上品な感じがします。
ブラジルでは「サンバやボサノバのお父さん」にあたる音楽として認識されていて、ショーロがなければ今のブラジル音楽も生まれてこなかったとまで言われているんですよ。
文章でお伝えするのは非常に難しいですが、クラシカルな旋律に軽快なリズムで演奏されます。
僕が専門で演奏する楽器・パンデイロもショーロには欠かせない楽器です。
是非みなさんもショーロを聞いてみて下さい。
最近では大型CDショップのブラジル音楽のコーナーに「ショーロ」の棚がありますので。
ずいぶん以前マルメラアダでお会いしましたドラマーの宮川といいます。
新しく始まったこの記事、サイコーです。私はブラジルの音楽は大好きですが、知識がないので代ゼミばりにこんなにわかりやすいと、聴くのがさらに楽しくなります。
セッティングの写真、相当そそります。たまりません。
今後も記事、楽しみにしています。
音楽がとりもつ人の輪に感謝です。
by 宮川剛 (2005-04-05 01:20)
コメント有難うございます!お元気ですか?
拙い文章ですが、楽しんで頂けているようで嬉しく思います。
またお会いできるのを楽しみにしています!!
by panderista (2005-04-05 04:06)